ホールAの5000席が、いの一番に売り切れてしまった公演。
それは、ベレゾフスキーさんのピアノ独奏、そしてリスさん指揮ウラル・フィルによる、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番!
今年のオリンピックでフィギュアスケートの浅田真央選手がフリープログラムで使用した曲だけあって、もうもう、そりゃもう、聴きたいですよね。
ベレゾフスキーさんの、厚みある温かな音色、力強くも柔らかな響きが、ラフマニノフの世界に5000人をいざなってくれました!ブラボー!
そしてベレゾフスキーさんはアンコールで、リストの「愛の夢」を弾いてくれました。ん〜〜〜夢見るようなふくよかな音。
舞台袖、モニターでベレゾフスキーさんを見守るリスさん。
背中に男の哀愁を感じさせます。
素敵な演奏に、素敵な微笑み! ロシア男児の魂を聴かせてくれたお二人です。