ブラームスがたくさんの連弾曲を書いてることを、ご存知の方も多いはず。
有名どころは「ハンガリー舞曲集」でしょうか。オーケストラ曲として有名ですが、もともとは連弾曲なんですよね。そして「16のワルツ」。これはソロ曲としてもよく知られていますが、これもやはり連弾曲。その反対に、あまり演奏に接することがないであろう連弾曲もあります。それが「シューマンの主題による4手のための変奏曲」ではないでしょうか。
定番曲とあまり生演奏で聴く機会がない曲とを組み合わせるプログラム、ところがニクい!
デゼールさんとシュトロッセさんのデュオは、なんというか、香ってくるものがありますね。醸し出す音楽が、とても雰囲気があって、ふわっとエレガントで、ブラームスがにっこり笑っている写真を思い出しました。演奏を夢中になって聴いてしまいました。
そして、当初はハンガリー舞曲は11番と21番のみの演奏というプログラムでしたが、11番から21番まで全部弾いてくれたのは驚き! これはうれしい!
大充実のコンサートでした。
お二人を写真に収めるべく、楽屋で撮影をしていたら、ルネさんが現れ、お二人にねぎらいの言葉を掛けていました。