もう、このタイトルから分かる方は分かるかな?
もちろん、渋さ知らズのことなのですが......。
彼らのパフォーマンスは、クラシックの人間からすると驚きの連続。楽器演奏のほかに、ダンサーたちが踊り、歌を歌い、ハチャメチャとも言えるステージは、始終圧倒されっぱなしです。開演前から公演中、公演が終わるまで何が出てくるか分からないので、ワクワク、ドキドキしっぱなしです。
今年で3回目の出演となった渋さは、いったいどこまでゆくのでしょうか。
開演前、バックステージで待ち構えていると、ドラムがドンドードドーン!と鳴り響き、それを先頭に各楽器奏者たちがおのおの演奏をしながらステージに出て行きました。ダンサーたちがあとに続きます。
バックステージにはなぜかお子様が。彼も肩車されてステージに出て行くのかと思いました。
カオスと言うか何というか......いろいろなことがステージで繰り広げられていました。音楽は、モーツァルトのトルコ行進曲、ブラームスのハンガリー舞曲の第1番と第5番、ファリャの火祭りの踊り、ハバネラのリズム(これはたぶん、カルメンのハバネラか?)、ラヴェルのボレロ、賛美歌のアメイジング・グレイスが、それぞれ渋さ知らズバージョンで演奏されました。おお、「舞曲の祝祭」だ!
そして、なぜか出てくる怪獣。
袖には銀色の何かが待機。これはもしや!
りゅ、龍......? でも、大変美しく、ホールCの会場を遊泳していました。
予定の時間を押して約1時間の公演でした。
はあ~、楽しかった!