オリジナリティーと名曲の相関性は???

我らがブログ隊の隊長、飯尾さんがついに、LFJで講演会を行ったので、手前味噌ながらその様子をご報告します。テーマは「大作曲家たちの創作事情~この曲はどこから生まれたの?~」という題で、曲のオリジナリティーとその作品の人気についてお話してくれました。
IMG_8436.JPG最近世間を騒がせた某S村河内さんゴーストライター事件から時代をさかのぼり、マーラーが作った曲の元ネタとして、ベートーベン等の作曲家の曲を例に、実際に音楽を聞き比べながら説明してくれました。
しかも更にその元ネタとしてベートーベンがいて、そのベートーベンもモーツァルトの曲から着想を得て・・・といった音楽史の河を遡り、結局オリジナリティーってなんなんだろうね?という疑問と、オリジナリティーがある作品だからといって名曲であるとは限らないという投げ掛けと、最後はジョン・ウィリアムズの「スターウォーズ・メインテーマ」とコルン・ゴルトの「嵐の青春」聞き比べて講演は終了となりました。確かに0から1を作り出す作曲家は凄いけど、その作曲家が作った作品が必ずしも評価されるかどうかは分からない!という最後に激しく納得。元ネタのアレンジが続けられていくことで、いつか名曲というものが生み出されていくのでしょうね。隊長、お疲れ様でした!!!

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