フェアウェルパーティー、そして公演番号336...?

10回記念、祝祭のLFJがとうとう閉幕となりました。会場である東京国際フォーラムは、駅へ向かう人たちの流れが一段落し、2日からの4日間、多くの方で埋め尽くされていたのがウソのような静けさが辺りを支配しています。ガラス棟にいると、聞こえてくるのはLFJのために設営されたものを解体し片付ける音ばかり。日中にあれだけ響きわたっていた人の声や音楽はありません。祭りのあとの空気はどこか寂しく感じます。


ですが、ある一角だけは違いました。フェアウェルパーティーが開かれる会場には、多くの出演者やスタッフが集まっています。
LFJアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタン氏による、出演者・スタッフへのねぎらいのスピーチでフェアウェルパーティーが始まりました。


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すべての公演が終わり、緊張感から開放された出演者たちやスタッフが歓談していました。みんな本当に楽しそう。


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そして暗くなる会場。これは合図。そう、クラブタイムの始まりの合図なのです!
DJマルタンがセレクトしたロックがガンガン流れ、みんなが思い思いに踊っていました。


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写真を撮ろうとルネさんに近づくと張り紙が。
なんと、公演番号336、DJマルタン、ミッドナイト・スペシャル・ライヴとあるではありませんか!
まさかの公演番号。写真を撮らずにはいられませんでした。ちょっとルネさんの顔がピンぼけですが......。


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きっとパーティーは遅くまで続いているでしょう。楽しいパーティーに後ろ髪をひかれつつ「公演」会場を離れ、一足先に東京国際フォーラムをあとにしました。もう夜中だからか、外はとても静かです。


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今年もブログをご覧くださったみなさま、ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。そして、出演したアーティストのみなさん、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。きっとまた来年も、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭でお会いしましょう。

This is LFJ !!!

今年も女王がやってくれました。盛りに盛り上がったホールAのファイナルコンサートは、これぞLFJだ!!!と言わんばかりでした。
IMG_8466.JPGまずは萩原麻未さんがラヴェルのピアノ協奏曲を軽やかに演奏し、まるでLFJの終わりを惜しむかのような雰囲気に会場が包まれました。萩原さんは演奏後「あんな大勢のお客さんの前で演奏できて光栄でした」と少しホッとした表情でお話して下さいました。IMG_8493.JPG
続いてはカントロフさん指揮するシンフォニア・ソルヴィアが、昨年でも炸裂したボレロを演奏し、曲の盛り上がりと同時にお客さんの熱も急上昇!
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女王も舞台裏で固唾を呑んで見守る中、盛大にボレロが終了すると、大きな拍手が響き渡り、シンフォニア・ソルヴィアの皆さんも全員起立で答えていました。
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そしてついに、女王の登場です。
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カンタロフさんと最終打ち合わせを行い、凛とした姿で舞台へ。最初のカスタネット音が響き渡ると、もうそこは女王の世界に。舞台裏でも多くの関係者が楽しそうに映像を見て、にやけています。あまりに凄すぎて、皆にやけちゃうんですよ。
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演奏中の表情も本当に女王の風格が溢れ出てます。
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奏終了後はもちろん、今日一番の盛大な拍手が送られるのですが、観客の皆さんも女王の演奏をまだまだ聴きたいという気持ちが伝わったのでしょう。何度アンコールをしたか、正直忘れてしまったほど、女王のソロライブを見せ付けてくれました。
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そしてついに終わりの時がきて、シンフォニア・ソルヴィアも撤収しだすなか、
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女王は一人舞台に向かいます。この姿がまた格好良すぎで、観客も帰れません。ついにはルネとKAJIMOTOの社長を連れ出し、自らのカスタネットで感謝の意を表していました。
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熱狂という言葉が相応しいファイナル・コンサートはこうして幕を閉じたのです。気づけば舞台裏には関係者が当初の倍近くに膨れ上がって、皆で大興奮!
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2年連続で出演してくださった女王テナさん、本当にありがとうございました。来年のテーマはまだ未定なので、是非3年連続でお会いできるのを楽しみにしています。また、LFJにご来場下さった全ての方々、是非来年もまた、東京国際フォーラムでお会いできることを楽しみにしています。それではまた、2015年に!!!
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横浜シンフォニエッタ&鈴木優人さん

このお方は廊下で盛大にトランペットの練習中ですか?trumpet.jpgいや、これは練習中ではないのです!ベートーヴェンの序曲「レオノーレ」第3番では舞台裏からトランペットのファンファーレを吹く指示があり、舞台上のトランペット2人とは別に、舞台裏にも演奏者がいたのです!会場内で聴いていたブログ隊は、突然遠くから聴こえるファンファーレにビックリしたそうで、近くに座って聴いていた子供たちと共に、「どこから聴こえるんだ?」とキョロキョロしてしまったそうな。

『レオノーレ』を演奏したのは横浜シンフォニエッタの皆さん。今年のLFJでは3日間で7公演という沢山のコンサートがあったのですが、そのすべてをとてもクオリティの高い演奏で私達に届けてくれました。
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この公演では『レオノーレ』に続いて、シューベルトの『未完成』を演奏。指揮者は鈴木優人さんでした。公演後に鈴木さんにお話をうかがうと、「オーケストラのメンバーには芸大時代をともに過ごした仲間達が沢山いて、そんな仲間とLFJではいくつものコンサートを一緒に行なうことができ、とても充実していました。今はすべての公演が終わってホっとしています。楽しかったです!」と。鈴木さんに写真をお願いすると、その横にはもう一人鈴木さんがいるではないですか!!!!!!!!
suzuki.jpg鈴木雅明さんと鈴木優人さん!!貴重な親子ショットを頂戴しました。

鈴木優人さん、横浜シンフォニエッタのみなさん、連日の公演おつかれさまでした!そして素敵な音楽をありがとうございました!!

Tokyo International Forum 東京国際フォーラム