充実した室内楽が色々聴けるのもLFJの魅力ですね。本日はトリオ・ヴァンダラーが安定感のあるベテランなシューベルトを聴かせてくれました。ピアノ、ヴァイオリン、チェロそれぞれの楽器の音色やハーモニーが素晴らしいバランスで音楽をつくりあげていくのを聴きながら、なぜか、とても美しい寄木細工を連想しました。
ヴァンダラーのみなさんにお話をうかがうと「LFJで演奏することができるのは、とても幸せなことだと感じています。毎回が忘れられないようなコンサートになります。また、普段のコンサートと違って、子供や、若い年齢層のお客さんの姿が沢山見られることもとても嬉しいです。こどもや若い世代が興味を持ってくれるのはとても大切なことなのではないでしょうか」とおっしゃっていました。

最終日の本日は「子どもの日」。会場にはたくさんの親子連れの姿がありましたよ。
3歳の女の子、今日がLFJデビューです!
お父さんは中学・高校で音楽の先生をなさっているんですって。
「もう10年もやっている音楽祭なんですか! 初めて来たんですが、すごくいいですね! ベレゾフスキーさんのコンサートを聴きましたが、チャイコフスキーのピアノ協奏曲、最初の和音から余裕のある響きで素晴らしかったです!」と感動のコメントをいただきました。
こちらは新婚さんだそうですよ。奥様のお腹には5ヶ月の赤ちゃんがいらっしゃるとのこと!とっても幸せそうなお二人です。
「ホールAのパスポート券で、もう3公演聴きました!今日はお腹の中の赤ちゃんが元気に動くんです!」と奥様。
「 ファイナル・コンサートのテナさんのカスタネットが楽しみですね。去年とても感動して、今年は夫婦で来ることができて嬉しいです」とご主人様。
来年はぜひ、誕生してくる赤ちゃんと一緒に、「0歳からのコンサート」に遊びに来てくださいね!