見よ、この爽やかな笑顔!
昨日に引き続き、トーマス・エンコさんの手によってLFJがジャズクラブへ変貌!本日はなんと、ピアノソロで登場です。
「ガーシュウィンへのオマージュ」と銘打たれたこのコンサート、ガーシュウィンのスタンダードナンバーはもちろんの事、自らのオリジナル曲、更には「ここにいる皆さんで題名をつけてね」と、即興で2曲も披露!どれもこれも、パリのオシャレなクラブを彷彿とさせる洗練された演奏でした。そしてエンコさん、演奏はもちろんのこと、立ち振る舞いもとってもスマート!
(あまりにスマート過ぎてカメラが捉えられなかった図)
サインボードにサインするエンコさん。可愛らしいイラストを描いていました。
ここホールD7のサインボードですが、何と全員がD7のスタッフへ向けた温かいメッセージ入りなのです!これは感激。
このサインボードは各ホールごとに掲示される予定ですので、ぜひご注目下さいね。
本番直前、舞台袖にやってきたアルゲリッチ様、ホールA公演スケジュールの張られたホワイトボードの前にいらっしゃると「ああ!シンフォニア・ヴァルソヴィア(知ってるわよ)」「ウラル・フィルハーモニー!(なるほど)」と出演オーケストラの名前を読み上げられておりました。
そして、ある公演スケジュールの前にピタリと立ち止まり「タタルスタン?」・・・そしてまた「タタルスタン?」・・・スタッフに向かってもう一度「タタルスタン?」・・・最後はブログ隊に笑みを浮かべながら「タタルスタン?」・・・と。

タタルスタンとは、今回の目玉としてマルタンが発掘してきたタタルスタン共和国の国立オーケストラ、タタルスタン国立交響楽団のこと。
どうやらアルゲリッチ様「タタルスタン」が気になったご様子。確かに、タタルスタン、タタルスタン、タタルスタンっていいリズムと響きですよね〜。
マルタ・マルタン・タタルスタン〜、マルタ・マルタン・タタルスタン〜、あらちょっといい語呂合わせじゃない〜とワタクシ呪文のように心の中で唱えていると、ハルサイへお出かけになる直前のマルタ様が「ふふふ、タタルスタン」とつぶやいておられました。