講演会

東京国際フォーラム 5階 ホールB5(2) (アンドラーシ)
チケット/半券

今年のテーマを様々な角度から紐解く講演会は、コンサートの音楽もより深く味わえます。多彩なゲストによる講演をぜひお楽しみください。

音楽祭期間中の「有料コンサート」か「マスタークラス」のチケット(半券も可)があれば無料で参加できるイベントです。

1回ごとの完全入れ替え制です。
開場時間は各回の20分前となります。
なお、先着順のご案内となります。

5月3日(土・祝)

11:00-12:00

「ウィーンなくしてマーラーもウェーベルンもなし」

片山杜秀(音楽評論家)

13:30-14:30

「ロンドンなくしてハイドンもベートーヴェンもなし」

片山杜秀(音楽評論家)

16:00-17:00

「帝国の音色——ペテルブルクの日常から紡がれたロシア音楽の系譜」

山本明尚(音楽学者)

18:30-19:30

「シューマンの“ビミョーに”パッショネイトな生涯」

柴田克彦(音楽評論家)

5月4日(日・祝)

11:00-12:00

「ニューヨークで育まれたクラシック音楽 ~ガーシュウィンからライヒまで」

小室敬幸(音楽ライター・映画音楽評論家)

13:30-14:30

「パリ万博からみた音楽史」

井上さつき(愛知県立芸術大学名誉教授)

16:00-17:00

「ラヴェルとアパッシュの仲間たち」

井上さつき(愛知県立芸術大学名誉教授)

18:30-19:30

「林英哲を魅了したパリの日本人画家、藤田嗣治」

萩谷由喜子(音楽評論家)

5月5日(月・祝)

11:00-12:00

「フランス六人組ってどんな人たち?その音楽とは……」

萩谷由喜子(音楽評論家)

13:30-14:30

「革命と革新の都市 パリ~19世紀フランス音楽への招待」

八木宏之(音楽評論家)

16:00-17:00

「インドネシアというインスピレーション:ドビュッシーから武満まで」

沼野雄司(音楽学者)

18:30-19:30

「ジャズ in NY ~アウトドア・コンサートの愉しみ」

常盤武彦(写真家・音楽ライター)

常盤武彦(写真家・音楽ライター)

1988年に渡米、NYを拠点に、音楽を中心とした執筆、撮影活動を展開し、2017年に帰国した。
著書に『ジャズでめぐるニューヨーク』(2008)、『ニューヨーク アウトドアコンサートの楽しみ』(2010)、『ニューヨーク・ジャズ・アップデート』(2018)がある。
Webサイト▶︎

山本明尚(音楽学者)

東京大学特任研究員(日本学術振興会特別研究員-PD)、東京藝術大学音楽学部楽理科教育研究助手、東京音楽大学、立教大学非常勤講師。専門は19世紀後半~20世紀初頭のロシア芸術音楽。2023年にロシア国立芸術学研究所音楽史専攻(モスクワ)を、2024年に東京藝術大学大学院博士課程をそれぞれ修了。

柴田克彦(音楽評論家)

東京フィルの裏方を経験後、競馬専門紙の編集者を経て、神原音楽事務所に勤務。独立後『ぶらあぼ』『音楽の友』『モーストリー・クラシック』等の雑誌、コンサート・プログラム、宣伝媒体、Web、CDブックレットへの寄稿、カルチャーセンターやホールでの講演・講座など、クラシックをフィールドに幅広い活動を展開。著書に『山本直純と小澤征爾』『1曲1分で わかる!吹奏楽編曲されているクラシック名曲集』。

小室敬幸(音楽ライター・映画音楽評論家)

1986年茨城県生まれ。15歳から作曲を学び始め、東京音楽大学付属高等学校と同大学で作曲を専攻。藤原豊、糀場富美子、池辺晋一郎、伊左治直の各氏に師事した。東京音楽大学大学院では音楽学を専攻し、マイルス・デイヴィスについて研究。修了後はNPO勤務、大学の助手・非常勤講師を経て、現在は音楽ライター。『Jazz The New Chapter』シリーズに寄稿したり、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』に不定期で出演したりと幅広く活動中。共著に『聴かずぎらいのための吹奏楽入門』など。

井上さつき(愛知県立芸術大学名誉教授)

東京藝術大学大学院修了。論文博士。パリ・ソルボンヌ大学修士課程修了。著書に『音楽を展示する―パリ万博1855-1900』(2009)、『フランス音楽史』(共著、2010)、『ラヴェル(作曲家◎人と作品シリーズ)』(2019)、『ピアノの近代史―技術革新、世界市場、日本の発展』(2020)、『万博からみた音楽史』(2025)ほか。

萩谷由喜子(音楽評論家)

東京生まれ。日舞、邦楽とピアノを学び、立教大学卒業後音楽教室を主宰する傍ら音楽評論を志鳥栄八郎氏に師事。専門分野は女性音楽史、日本のクラシック音楽受容史。『音楽の友』『モーストリー・クラシック』等の批評欄を担当、日本経済新聞、読売新聞等に音楽記事を執筆。NHKラジオ深夜便に随時出演。各地でクラシック音楽講座の講師を務める。主な著書に『幸田姉妹』『諏訪根自子』『宮澤賢治の聴いたクラシック』『蝶々夫人と日露戦争』『ウィーンに六段の調 ~戸田極子とブラームス』

八木宏之(音楽評論家)

青山学院大学文学部史学科芸術史コース卒。愛知県立芸術大学大学院音楽研究科博士前期課程(音楽学)およびソルボンヌ大学音楽専門職修士課程(Médiation de la Musique)修了。2021年にWebメディア『FREUDE』を立ち上げ。クラシック音楽を中心にプログラムノートやライナーノーツ、レビュー、エッセイを多数執筆するほか、コンサートのプレトークなども積極的に行なっている。

沼野雄司(音楽学者)

桐朋学園大学教授、神奈川芸術文化財団芸術参与。研究の中心は20~21世紀の音楽で、主な著書に『トーキョー・シンコペーション 音楽表現の現在』『音楽学への招待』『現代音楽史』『エドガー・ヴァレーズ 孤独な射手の肖像』などがある。趣味はロードバイクだが、最近はややサボり気味。

片山杜秀(音楽評論家)

音楽評論家、思想史家。慶應義塾大学教養研究センター所長、水戸芸術館館長、三原市芸術文化センター館長。吉田秀和賞、サントリー学芸賞、司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。NHKFM『クラシックの迷宮』の構成と進行を担当。